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ベルガマ

位置

発掘品は盗られた、温泉は残った

Bergama

ほとんどのツーリストは遺跡を見物するだけで去ってしまうベルガマですが、周辺には非常に魅力的な温泉があります。

ベルガマ市内

チャナッカレ(Çanakkale:Canakkale)とイズミル(İzmir:Izmir)を結ぶ国道から東に分岐。約7kmでベルガマの市内に入り、そのままベルガマのメインストリートになる。オトガル(バスターミナル)は中心街のイズミル寄り。7、8分歩くと左側にツーリスト・インフォメーション(平日のオフィスアワーのみ)。オトガルからツーリスト・インフォメーションの前を通り中心街まではバス会社によるセルヴィス(送迎)を利用できることもある。

ベルガマ市
宿泊
メインストリート。丘の上がアクロポリス。

中級ホテルではアヌール・オテル(Anıl Otel:Anil Otel)がお勧め。公式な料金はツイン1部屋6000円以上するが、混雑していなければ値引き可能。エアコン付き。場所はおおむね博物館(Müze:Muze)の向かい側。オトガルから中心街に向かって進む場合、BPのガソリンスタンドを目印に右へ曲がってすぐ。

ペンションでは市街地に入ってすぐの左側、ビョブリンゲン・ペンション(Böblingen Pension:Boblingen Pension)。「Asklepion」の道路看板が目印。設備はペンションの標準的な水準。掃除は行き届いているがセントラルヒーティングはない。1200円前後から設備に応じていろいろ。

アヌール・オテル
ビョブリンゲン・ペンション
市内の見どころ

アクロポリス(Acropolis)、アスクレピオン(Asklepion)、レッド・バシリカ(Kızıl Avlu:Kizil Avlu)を見ておけばとりあえず後悔はしないはず。それぞれ場所が離れているのが厄介。手っ取り早く回りたい場合まとめてタクシーを交渉してしまった方が有利な条件を引き出せると思う。最初にアスクレピオン、次にアクロポリス、そしてレッド・バシリカで降りるコースを聞いてみたところ最初の回答は約20ドル。もう少し交渉はできそう。

ツーリストが有り難そうに見物してゆくベルガマの遺跡だが、めぼしい発掘品はドイツ人に持ち出されてしまい、ベルリンの博物館に収蔵されている。

アクロポリス

じっくり見ると2時間くらいかかる。市内からは長い登り坂。少なくとも行きはタクシー利用。帰りは途中の風景も絵になるので、天候がよければ歩いて街に下るのも悪くない(徒歩1時間弱)。

アスクレピオン

タクシーでさっと往復してもよいが、アクロポリスよりは街に近い。インフォメーションのあたりから歩いても20分程度。1時間あれば十分見物できると思う。

レッド・バシリカ

市街地のアクロポリス寄り。アクロポリスから帰りのタクシーをここで降りると無駄がない。

レストラン

あまりゆっくり食事をできる雰囲気ではないが、お手軽なのは大通り沿い、インフォメーションの向かい側あたりにあるサーラム(Sağlam Restaurant:Saglam Restaurant)。ビールと食事で700円程度。

お酒を楽しみながらゆったり食事をしたい場合には、イェニ・メイダン・レストラン(Yeni Meydan Restaurant)がお勧め。メゼを数品と魚のグリル、そして大量にビールを飲んで1500円程度。ワインにすると1000円前後上乗せ。

交通手段
イズミルから

メトロ・ツーリズム(Metro Turizm)が頻繁に往復している。約2時間、400円。

イスタンブルから

意外に不便。直通はメトロ・ツーリズムの夜行バスが1本。予約を取れなかった場合はイズミルで乗り換えるルートが確実。イズミル-イスタンブル間の本数は多い

途中のチャナッカレなどで観光を兼ねて1泊するスケジュールも考えられる。イスタンブル-チャナッカレ間はバスで5~6時間、料金は約12ドル。ダーダネルス海峡を渡るフェリーの待ち時間次第で変動。バス会社はチャナッカレ・トゥルワ(Çanakkale Truva:Canakkale Truva)とキャーミル・コチ(Kâmil Koç:Kamil Koc)の2社があり本数は多い。いずれもイスタンブルではエセンレル(Esenler)のオトガルが始発、終点。

Varan、Ulusoyの2社にはバンドゥルマ(Bandırma:Bandirma)-イスタンブル間の高速船(デニズオトビュス)と組み合わせたサービス(「IDOile」の表記)がある。本数は限られ、イスタンブルからの出発では時間帯が悪いものの格段に早い。ベルガマとイスタンブルの間を移動する場合に利用できそうなのは、イスタンブル-イズミルの便と、イスタンブル-アイワルック(Ayvalık:Ayvalik)の便で、どちらも6~7時間。Varanのサイト(http://www.varan.com.tr/)で確認するなどしてスケジュールを合わせられればかなり便利。

フェリーイスタンブルとイズミルの間にはフェリーがある。多くても週に1便で利用するのは難しいが興味のある場合にはトルコ商船(http://www.tdi.com.tr/)のサイトをチェック。

アンカラから

直通はメトロ・ツーリズムの夜行バスが1本。その他はイズミル経由になる。アンカラ(Ankara)とイズミルの間で寝台車を利用するルートが楽。

チャナッカレ、アイワルックから

チャナッカレやアイワルックからベルガマへの直通バスは非常に少なく、ほとんどのバスはイズミル行きである。ベルガマはチャナッカレとイズミルを結ぶ幹線国道から7km引っ込んだところに位置している。

よくあるトラブルは、ベルガマ行きと言われて乗ったバスが実はイズミル行きで、ベルガマへの道路分岐で降ろされてしまうこと。日中ならば簡単にバスやミニバスを捕まえることができるが、周りには何もなく、暗くなってからは厳しい。道路分岐ではタクシーが待機しており市内まで1000円以内のはずだが要交渉(実は昔ぼられた)。とにかく明るいうちに到着するようにスケジュールを組むべき。

チャナッカレ方面への国道はカーブが多く、地図上の距離感よりも時間がかかる(チャナッカレ-ベルガマ間は約4時間)。

バルケシルから

バルケシル(Balıkesir:Balikesir)からはソマ(Soma)で乗り換え。ベルガマではメインのオトガルとは別の乗り場、レッド・バシリカに隣接したソマ・ガラージ(Soma Garaj)が始発、終点。バルケシル-ソマ間が1時間30分、ソマ-ベルガマ間が1時間。どちらも17:00ごろまで1、2時間おき。

チャムル・ウルジャス

Çamur Ilıcası:Camur Ilicasi

チャムル・ウルジャス

チャナッカレ方面に国道を進み、ベルガマから25kmの地点で左折(分岐点に看板あり)。そこから未舗装の道路を看板に従って3km。ベルガマまで来たのなら是非とも訪問すべし

温泉の背後は低い山になっているが、雰囲気としては広い野原の中にあるイメージ。広々とした露天風呂の開放感がたまらない。露天風呂のほか内湯がひとつと貸し切り用の浴室がいくつかある。

入浴料は200円。1部屋約1000円で宿泊もできるが設備は今ひとつで、アルコール飲料も用意されていない。日帰りがお勧め。

交通手段

公共の交通手段はない。ベルガマからタクシーで30分。料金は交渉する。往復と待ち時間で約3500円。これ以上の値引きは難しいと思われる。オトガルのタクシー会社での実績。

ゲイクリダー・ウルジャス

Geyiklidağ Ilıcası:Geyiklidag Ilicasi

訪問できなかったがトルコ人の評判は非常によい。ベルガマから40km離れた山の中にあり、温泉手前5km前後の区間は道路が非常に悪いらしい。当然公共の交通手段はなく、タクシーを利用することになる。料金は往復で5000円以上と見積もられる。温泉周辺に宿泊施設はない。