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サフランボル

位置

Safranbolu

18~19世紀の街並みが残っています。日本風にいえば、木曽の妻籠や馬籠という感じでしょうか。

ユネスコの世界遺産に登録され、最近はサフランボルも少しずつ観光化されてきています。静かなうちに訪ねておきたいところです。

サフランボルのWebサイト
http://www.safranbolu.org/

街のつくり

ヒュキュメット・コナーウからチャルシュの中心を望む

アンカラやイスタンブルからの長距離バスはサフランボルより30分ぐらい手前の街、カラビュック(Karabük:Karabuk)が終点。カラビュックからサフランボルまではミニビュス(ミニバス)で約30分。バス会社が無料送迎バスを用意していることもある。

ミニビュスや送迎バスはまず、新市街クランキョイ(Kıranköy:Kirankoy)を通る。クランキョイにもホテルはあるが、せっかく来たのだから旧市街チャルシュ(Çarşı:Carsi)に宿をとることを勧める。旧市街のチャルシュは盆地状の地形になっていてクランキョイから坂を下る。車なら5分ぐらいで(歩いても15分前後)チャルシュの中心、ハマム横の広場に到着。

アラスタ

古い邸宅を改装したホテル、アスマズラル・コナーウはチャルシュの中心よりも少しだけ手前(クランキョイ側)にある。ここに泊まる場合、運転手に一声かけておけば目の前で降ろしてくれる。

見どころはほとんど旧市街チャルシュに集中している。バスを降りてすぐのジンジ・ハマム(Cinci Hamamı:Cinci Hamami)と、その裏手アラスタ(Arasta)の一角が最初に目にとまるところ。

土曜日のバザール

インフォメーションはアラスタの中。地図は有料だが、それにふさわしい内容。

チャルシュの街は狭いので、半日もあればひと回りできると思う。毎週土曜日の朝にチャルシュで開かれるバザールは非常に絵になる。スケジュールをあわせてサフランボル入りする価値がある。

ホテル

多少の出費には目をつぶり、昔の邸宅を改装したホテルに泊まってみることを勧める。宿泊料はどこもツイン朝食付きで40ドル強するが、同じようなホテルにイスタンブルあたりで泊まると100ドル前後かかる。

アスマズラル・ハウズル・コナーウ

サフランボルにおけるレストアド・ホテルの老舗。トルコ自動車旅行クラブ(JAFのような団体)が経営している。建物の中には夏に涼を求めるための池があり、その周りで食事などができる造り。復元状況、調度品ともに最高の雰囲気。サフランボルで1泊しかできないのならばホテルはここで決まり。夏休みは早めの時間に到着するか、午前中に電話を入れておいた方が確実。

ターシンベイ・コナーウ
ターシンベイ・コナーウ前の通り

ハマムの広場からヒュキュメット・コナーウ(Hükümet Konağı:Hukumet Konagi)へ向かう坂の途中(西側へ)右手。大邸宅のAsmazlarよりはいくらか「民家っぽい」雰囲気。チャルシュの街を上から眺められる。料金はアスマズラルよりも少しだけ安め。

食事

観光ブームのおかげで、チャルシュにもだいぶん飲食できる店が増えた。とはいうものの、どこも夜は「早じまい」だが...。

ハマムの裏のキョフテ屋

昼をさっと食べたいときに。昔はここしか飲食店がなかった。安くて味もそこそこ。夜は閉店が早く使い物にならない。酒類なし。

アラスナ・カフェ

「お酒がないと死んでしまう」場合のサフランボルライフには重要な役割を果たす一軒。2階はぜんぜん営業努力をしていないペンション(決して悪いわけではない。結構きれいだし)。1階のテラスが、カフェになっている。すぐ近くのジンジ・ハマムから一番近いビールはここ! 風呂上がりに一杯やれる店。しかし料理ものは限られる(「こんなものしかないからやめた方がいい」とは経営者エルダール氏談)。「うまい酒とうまい食事」を求める向きは、同じ経営のBarhan Restaurantへ。

ボンジュック・カフェ
ギョズレメを準備中

Arastaの中にあるカフェ。建物はやはり古くて、いい感じ。おやつにギョズレメ(トルコ風パンケーキ)をつまんだりできる。ターシンベイ・コナーウと同じ経営。酒類なし。

バルハン・レストラン

新市街バーラル(Bağlar:Baglar)地区。チャルシュではない。サフランボルのフラッグシップで「メゼとお酒の食事」はここ。 クランキョイのロータリーから広い通りに沿って丘を登り(旧市街チャルシュから見て右、北西の方向)、道が2つに分かれる大きな交差点の左手。クランキョイのロータリーから歩いて15分ぐらい。バーラル方面へ行く市営バスを利用することもできるが、30分に1本しかないのが難点。

ジンジ・ハマム

チャルシュの中心にあるジンジ・ハマムは建物がすばらしいことに加えサービス係の腕が良く、「ハマム体験」にはお勧め。垢すり(ケセ)とマッサージを頼んで10ドル以内。気に入ったらチップをはずむ(1ドル程度)。

交通手段

長距離バス

イスタンブル(約6時間)からはMetro、 Ulusoyの2社、アンカラ(3時間半)からは これらにAvrupaが加わる。通常Ulusoyの方がMetroより評判が良いが、カラビュック線に関してはMetroがベター。

本数はイスタンブル、アンカラとも1日7~8往復で多くはない。前日までに予約しておいた方が時間を無駄にしないですむ。

イスタンブルから列車

イスタンブルからサフランボルへの移動はバスで6時間前後かかる。1日つぶすのがいやな場合、アンカラまで寝台車を利用し、そのあとバスでカラビュックへ向かうという方法も検討の余地がある。アンカラ駅では、地下道をイスタンブルからの進行方向右へ。アーケードを抜けた突き当たりで地上に上がれば、地下鉄のマルテペ(Maltepe)駅があり、そこからアシュティ(AŞTİ:ASTI)行きの電車に乗ると終点がオトガル。この方法だと昼過ぎにはサフランボルに到着。